「希望より遠く、絶望のはるか遠くにつれていってほしい」というような詩だった。
詩人は新しい視点で世界を切ってくれる。
その新しい視点が優れていれば、その詩が僕の生き方をちょっと変えてくれる。
「原発」は「効率的」を追求して、あれだけ日本国内で増殖したけれど、「詩人」は「効率的」の対極にいる。
詩人が切り開いてくれた視点が世界を救うことだってあるのだ。
あるいは、詩人の2、3行の言葉が命を救ってくれることがあるのだ。
僕は「ポケット詩集」が手放すことができなかった時期がある。
その詩集には「井上ひさし」の詩もあり「なのだソング」というものだ。
この詩を読んで、僕は生き続ける決心をした。
なのだソング
井上 ひさし
雄々しくネコは生きるのだ
尾をふるのはもうやめなのだ
失敗おそれてならぬのだ
尻尾を振ってはならぬのだ
女々しくあってはならぬのだ
お目々を高く上げるのだ
凛とネコは暮すのだ
リンと鳴る鈴は外すのだ
獅子を手本に進むのだ
シッシと追われちゃならぬのだ
お恵みなんぞは受けぬのだ
腕組みをしてそっぽ向くのだ
サンマのひらきがなんなのだ
サンマばかりがマンマじゃないのだ
のだのだのだともそうなのだ
それは断然そうなのだ
雄々しくネコは生きるのだ
ひとりでネコはいきるのだ
激しくネコは生きるのだ
堂々ネコは生きるのだ
きりりとネコはいきるのだ
なんとかかんとか生きるのだ
どうやらこうやら生きるのだ
しょうこりもなく生きるのだ
出たとこ勝負で生きるのだ
ちゃっかりぬけぬけ生きるのだ
破れかぶれで生きるのだ
いけしゃあしゃあと生きるのだ
めったやたらに生きるのだ
決して死んではならぬのだ
のだのだのだともそうなのだ
それは断然そうなのだ
ポケットに1冊の詩集を忍ばせて会社に通う。
これだって、旅だ。
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