今回のふたりは、アニメーション映画の巨匠・宮崎駿さんと、その息子で、同じくアニメーション監督の宮崎吾郎さん。
この夏、公開されるスタジオジブリの新作「コクリコ坂から」は、吾朗さんが監督を務め、父・駿さんが脚本を担当。
ふたりの合作ともいえる作品だ。しかし、父と子の間には、長い間、人知れぬ深い葛藤があった。
6年前、吾朗さんは父の反対を押し切ってアニメーション映画の監督になった。
そんな息子を駿さんは認めていなかった。
そんななかで始まった今回の映画作り。
番組は10か月にわたって、アニメーション制作の現場に密着した。
幾度も衝突する父と子。カメラは、2人の葛藤を丹念に追っていく。
主人公「海ちゃん」のキャラクター設定をめぐって始まった壮絶なバトル。
途中、公開延期の危機さえ訪れた。
そして、制作の山場に起こった「東日本大震災」。映画はがけっぷちの状況に追い込まれる。
70歳にしてなお、映画への情熱をたぎらせる父。
偉大な父と比較される宿命を負いながらも、挑戦を続ける息子。
ぶつかりあい、反発しながらも、「映画を創る」という同じ目標に向かって情熱を燃やす、父と子の物語。
●●●『あなたに届けたい言葉。』(素敵に幸せに)●●●
↓
『あなたに届けたい言葉。』(素敵に幸せに)
●●●『ハードボイルド・ワンダーランド日記』(半径5mから100億光年のできごと)●●●
↓
『ハードボイルド・ワンダーランド日記』(半径5mから100億光年のできごと)
●●●『ホーライの独り言』(50代サラリーマンの独り言)●●●
↓
『ホーライの独り言』(50代サラリーマンの独り言)