2011年05月19日

僕が俳句にはまるきっかけになった俳句

僕が俳句にはまるきっかけになった俳句


次の俳句を読んだ時、背中に電流が流れた。


鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし  三橋鷹女



「え!こんなことを俳句で言っていいの?」と思った。

これで俳句なの?と思う人もいるだろうけれど、季語も入っているし、五・七・五になっている。

まず季語だが「鞦韆(しゅうせん)」が季語で、これは「ブランコ」のことで「春」の季語だ。

そして、五・七・五だが・・・・

「鞦韆は」・・・・ここまでで五

「漕ぐべし愛は」・・・これで七

「奪うべし」・・・・これで五

ね? 季語が入っているし、五・七・五の定型も守っている。


それにしても、「古池や蛙とびこむ水の音」とはえらく違う俳句だよね。

まるで標語みたいな俳句だ。「赤信号で止まるべし。青信号で進むべし」みたいにね。

この俳句を知って、僕の俳句の世界が広がった。

言いたいことを言っていいんだ、俳句って。

要は季語をいれて五・七・五を守っていれば俳句なのだ。

それさえ守れば、何を言ってもOKだ。



今すぐに入っておいでよ春の海  流詩衣(ホーライ製薬のルーシーさんの句)


いいな〜〜、この句、大好きです。



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posted by ホーライ at 21:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
シャチョー、ありがとう。
シャチョーの白木槿の俳句も素敵よ。
Posted by ルーシー at 2011年05月20日 21:26
ルーシーさんの俳句は艶やかでホーライ製薬の男性社員から絶大なる応援がありましたね。
本当に今でも「春の海」は謎が多くて好きです。^^v
Posted by ホーライ at 2011年05月21日 06:31
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