2011年04月03日

息子の人生

好きなものがないと嘆く息子


有名大学付属高校をドロップアウトした息子は、それでもなお、今、美大の夜間に通っている。

最近、演劇の台本を書いているのだが、それがなかなか進まないので嘆いている。



「なぜ、薬を飲ませて、その高校に通わせなかったのか、そうすれば、高校時代から演劇をやっていたはず。それが無いから、今、自分には才能がない。」過去ばかりをひきずっている。

演劇が大好きだったのに「演劇はもう嫌いだ。好きなことがない。あの大学に入っていたら就職もいいはずだった」とまで言い出す。



さらに、ドロップアウトした頃から飲んでいる安定剤も「一生、薬に頼って生きていかないとダメなのか。」と。

「とりあえず、前に進むこと。何かをやっていれば好きなことが見つかる。たとえ見つからなくても構わない。薬は『イライラ感』や『焦燥感』を除いてくれるので飲むこと。」を説得する。


どうやら演劇の台本の締切が今日らしい。

「売れない作家の卵」の奥さんのように「俺には才能が無い!」と髪をかきむしる息子を見守るしかない。


人生は波乱万丈だ。

決して平たんではない。


山を乗り越えれば、自信もつくだろうし、プレッシャーに対する身の施し方も分かってくるだろう、と僕は思っているが、家内は悲観的だ。


とりあえず、「生きているだけで良し」とする。


posted by ホーライ at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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